6/14-9/23  三菱一号館美術館「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」

三菱一号館美術館では「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」が開催されます。

■□■ 「ヴァロットン ―冷たい炎の画家」 の開催概要 ■□■

会期:2014年6月14日(土)~9月23日(火・祝)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)  https://mimt.jp/
主催:オルセー美術館、RMN-グラン・パレ、ゴッホ美術館、三菱一号館美術館、日本経済新聞社、テレビ朝日
一般お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://mimt.jp/vallotton/

フェリックス・ヴァロットンは、スイス・ローザンヌに生まれ、
16歳でフランスに移住し、19世紀末のパリで活躍した画家です。
白と黒のみの鮮烈なコントラストで表現した革新的な木版画によって、
ヨーロッパにおける創作版画としての木版画を復活させました。
一方、ボナールやヴュイヤールなどナビ派(※)の仲間たちと交流し、
「外国人のナビ」と呼ばれて数多くの油彩画を残した他、挿絵、批評、
演劇まで幅広い芸術分野で活動し、20世紀以降の様々な芸術流派にも
影響を及ぼしました。

ヴァロットンの芸術は、単純な線描による正確なデッサンや、浮世絵や
写真から影響を受けた大胆なフレーミングと平坦な画面構成、洗練された
色彩表現などが特徴です。しかし、その研ぎ澄まされた観察眼を通して
描かれた世界には、神秘的な虚構性や抑圧された暴力性が見え隠れし、
その多面性と現代性が観る者を魅了します。

本展では、肖像画や風景画、毒のあるユーモアが漂う風刺画、男女の
怪しい緊張関係を暗示する室内画、冷やかなエロスをまとう裸婦像、
そして神話や戦争を主題にした作品など、個性豊かな作品群をテーマに
沿って展観し、冷淡な表現の裏に炎のような情熱を秘めた芸術家像を
浮かび上がらせます。

※ナビ派とは:19世紀末パリで活動した前衛芸術グループ。
 「見たままに描く」というゴーガンの芸術理論やジャポニスムに大きな
 影響を 受け、輪郭線と平坦な色の面による大胆で装飾的な画面構成が特徴。

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